都市のごみ問題解決を目指す国際協力 エデンプロジェクト

エデンプロジェクトとは?


エデンプロジェクトは、ごみ問題をはじめとするカトマンズの深刻な環境問題の解決に光をあてるため、2005年11月現地のキリスト教系NGOの協力のもとに立ち上げられたプロジェクトです。その働きはChildren-BEEP(チルドレンビープ)に引き継がれ、現地スタッフが7つの学校(2020年1月現在)で環境授業を行い、ポイ捨てをしない運動、生ごみや紙類をリサイクルする活動を行うなど、カトマンズの環境改善に大きく貢献しています。

なぜ子ども?


エデンプロジェクトの活動の中心は子どもたちに対しての環境教育です。子どもたちは柔らかい純粋な心で、自然を思いやり、学んだことを素直に実行に移します。私たちは、子どもたちには未来を変えていく力があると考えています。

「ごみをなくそう!」と書かれたプラカードを掲げて行進する生徒

子どもたちの心が明日を作る明日はみんな笑顔になる

エデンプロジェクトの理念

エデンプロジェクトは、ネパール都市部の劣悪な環境に住む人たちに気づきを与え、自らの手で環境を改善していくための行動を促すことを理念としています。その理念に沿って、カトマンズ市内の学校で環境授業を通して活動を展開しているChildren-BEEPとパートナーを組み、2013年から共に活動をしています。

Children-BEEPとは?

Children-BEEPはネパール政府に登録されているNGO「サムダン」が展開する環境教育プログラムです。2020年1月現在17の小中高等学校の児童・生徒約13000人に対して、環境に対する意識改革の取り組みを行っています。

生ごみ堆肥化ステーションの活用

エデンプロジェクトでは、2017年4月に事務所所在地である那覇市高良の敷地に「無人生ごみ堆肥化ステーション」を設置、地域の人に無料で開放しています。また、Children-BEEPの活動を通して子どもたちが手作りで制作した再生紙のカードや小物入れを販売しています。その収益はすべて、生産者の収入になります。